freetel nicoの仕様についての解説です。公式サイトに仕様が公開されておらず、これは独自の調査に基づく解説なので、誤りがありましたらご了承ください。ご指摘いただければ逐次修正します。
2014.6.6追記
nicoの仕様予測には自信があったのですが、なんと昨日、いまさらBroadcomから変更の可能性の社長発言がツイッターに公開されました。発売予定日まで2ヶ月を切っているので、今後の動向が見逃せません、っていうか面白すぎ。状況しだいでは、XMに続いての仕様解説シーズン2「全く別物やん」編に突入しますと予告。
修正履歴
公式サイトに仕様が公開されましたので、それに従って訂正しました。(2014.5.17)
公式サイトに重量が加筆されましたので、それに従ってコメント追加しました。(2014.5.21)
http://www.freetel.jp/nico/index.html
下記は配信代行会社トレンダーズ株式会社に送られたリリース中の仕様表です。フォーマットはコヴィア社のCP-F03aのものをコピーしたようで、見た目そっくりですが、中にいくつか誤りがあります。http://www.covia.net/product-cpf03a.html
クワッドコアプロセッサはBCM23550 1.2Ghzで、CP-F03aと同じものです。
LCDは5.0インチqHD (540x960)となっており、これはオリジナルモデルのxolo Q1000 OpusのFWVGA(480x854)から変更されています。
3G SIMスロット(デュアルSIMスロット仕様)の記載はCP-F03aのコピペで、同時待受可能とは書いていないので、配信を受けた側の誤認と思われます。メインチップがBCM23550なので、3Gの同時待受はできません。(3GとGSMなら可能)
無線LANはCP-F03aは業務用途に必須な5Ghzに対応していますが、nicoはオリジナルモデルと同じく、Wi-Fiは2.4Ghzのみで5Ghzには非対応です。
NFCはオリジナルモデルのxoloには搭載されていないので、追加搭載されています。
USBクライアントと書かれていますが、これは実際はOTGに対応しており、USBホストにもなります。(これはCP-F03aも間違ってます。)
WCDMAの1900Mhzですが、これはBandII(2)で米国仕様であり、オリジナルモデルのxoloはインドと東南アジア向けなので、1900Mhz対応は記載ミスの可能性が高いです。
質量はバッテリー込みで155gで、125gは間違いです。公式サイトで140gという情報が出ましたが、これも間違っていると思われます。ポラスマとの比較で、下記のように体積比でnicoのほうが約17%大きいのに対して、重量が6%差というのは不自然です。Opusと同じ155gが正しいでしょう。ポラスマより15%重いことになります。
ポラスマの体積(77.42㎠ 142x70x7.9mm) 重量 132g
nicoの体積(92.85㎠ 143.3x72.8x8.9mm) 重量 140g(公式サイト)
外形寸法とバッテリー容量は正しいです。
搭載センサー
センサー類は下記の3種類を搭載しており、電子コンパスは搭載されていません。
加速度センサー
近接センサー
ライトセンサー
性能比較(Antutuベンチマーク値)
性能の目安として他機種とのベンチマーク値を比較します。
Nexus5 26,023
ポラスマ 17,400
Nexus4 16,793
nico(xolo opus) 13,493
重量実測
縦幅実測
横幅実測
厚さ実測
microUSBは右側にシフトした位置に実装
カメラとセンサー
SIMスロット(両方標準サイズ) 真ん中はmicroSDスロット
グロッシーホワイトのバッテリーカバー
アンテナピクト のデザインがBROADCOM特有で、CP-F03aと同じ
こちらも引き続きお楽しみください。
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