前回NEXUS 5(Android 5.0.1)と、Audio Quest社のDragonfly v1.2(USB/DACデジタルオーディオコンバーターヘッドフォンアンプ)、USB Audio Player Proで、USB経由でのハイレゾ再生(96Khz/24bit)の再生を行いました。今回は、格安スマホで対応できるかを確認してみます。他の機種でのテストも完了次第、順次追記していきます。
VAIOフォン (JCI VC-10J)
Androidバージョン 5.0.2
USBポートがOTGに非対応のため、USB DACの認識ができず、USB Audio Player Proのインストールもできない。
ASUS Zenfone 5(A500KL)
Androidバージョン 4.4.2
問題なく再生可能
実際の設定方法は前回の記事(NEXUS5)をご参照ください。
ZTE Blade Vec 4G
Androidバージョン 4.4.2
問題なく再生可能
covia FLEAZ F4s, F4, F5
Androidバージョン 4.4.2
coviaのFLEAZ FシリーズはBROADCOMの23550というベンチマーク値はやや低めのSOCベースの製品です。ハイレゾの再生をすると、アプリの初期状態では音割れが発生しますが、下記のUSB tweak 1オプションを設定することにより、安定して再生ができます。
FLEAZ F5とDragonfly v1.2
まとめ(途中経過)
QualcommのSOCを採用した機種を試験しました。VAIOフォンは残念ながらUSB OTGに非対応のため試験できませんでしたが、他の2機種はAndroid 4.4でありながらも、USB Audio Player Proを使うことにより、96Khz/24bitのFLAC音源の再生ができました。
BraodcomのSOCを採用した機種を試験しました。coviaの3機種共に、オプション設定を一箇所変更することで、96Khz/24bitのFLAC音源の再生ができました。特にFLEAZ F4sは実売一万円未満の小型機で、非常にローコストでハイレゾ再生環境が構築できます。(実際USB DACの方が値段が高い)